コロナ禍初の健サポ開催!


リハの実をはじめ、周辺の医療介護施設のPTOTSTで連携をしていく、「福岡南POS連携ネットワーク」というものを当事業所の緒方PTがH28年に立ち上げました。

地域医療介護の連携や勉強会の開催、地域イベントでの体力測定や健康セミナー等のボランティア事業を実施していきましたが、それでは医療介護関連の他団体同様、自分達だけの連携や勉強会など内々の活動だけになってしまいます。また、地域事業に関しても、自分達と地域を別物と捉え、白衣という名の鎧をまとって、医療職としての立場でのみ地域に関わろうとしてしまいます。

本来、我々医療介護施設も地域の一部であり、そこで働く職員も地域の一員です。そこには、医療介護だから八百屋さんだから魚屋さんだからという垣根はなく、その地域でどういったことが必要とされ、どういったことをやっていこうかというものがあります。ただ、どうしても、我々医療介護に関しては、地域の課題等はそっちのけで、自分達の分野で出来ることだけを考えてしまい、独りよがりになりがちです。わかりやすい例を挙げると、何かイベントがっても、設営や他のことは何もせず、健康セミナーだけして帰るというものです。

もちろん、行政事業等で講師として呼ばれた際はそれでいいのですが、夏まつりなどの地域イベントでは、地域の一員として一緒になって運営しないといけません。その目線がどうしても医療介護、特に医療職は少ない傾向にあります。

福岡南POS連携ネットワークは、そういった地域目線を持つ研修等も行っていき、実際の行政や地域の役員等もお誘いして一緒に研修したり、イベントに参加したりしてきて、同様の他団体とは一線を画していましたが、それでも自分達だけで集まっていては、結局地域と別の目線になってしまうため、H30年から「健康LIFE(推進)サポート福岡」と名称を変更し、地域の自治会長や医療介護以外の他職種の方もメンバーに加え、さらに福岡市NPO・ボランティアセンター「あすみん」にも正式にNPO団体登録しました。

このコロナ禍で3年以上活動が出来ていませんでしたが、5類に移行したことで、やっと開催することが出来ました。
今回は久々ということで主要メンバーのみ集まり、この3年間の各施設のコロナ禍の情報共有や、今後の健サポの活動予定等を話し合いました。

リハの実のような通所介護もあれば、地域の中核の急性期病院、回復~慢性期病院、外来主体の医院、訪問看護(リハ)etc…、様々な分野のPT等が集まり、各々のコロナ禍の大変さを改めて痛感しました。
自治会長も参加予定でしたが、ご都合で間に合わず不参加となられたのが残念でしたが、代わりに地域事業の案内をさせていただきました。

5類に移行したとはいえ、私達医療介護分野には、厚労省から引き続きの感染対策の徹底を求められています。その医療介護職が多く所属する健サポでは、なかなかコロナ前と同じようには活動するのが難しいですが、出来る範囲で活動していこうと思いますので、何卒宜しくお願い致します。

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