理学療法士の桐山です。
週末の2日間、熊本で九州理学療法士学術大会が開催され、社長の緒方PTと参加してきました。
コロナ禍で開催されなかったり、されても小規模だったりとなかなか通常開催が出来ないでいましたが、今年は5類移行後初の開催ということで、通常開催となりました。
九州大会ということで県レベルとは違い、規模や登壇者も全く違いました。
今は理学療法士でも大学の教授をされている方も多く、研究も非常に進んでおり、今回の学会でも新しい情報も沢山吸収することができ、早速今日からの臨床に活かしていこうと思います。
いつもこのホームページでも発信しているように、リハビリをマッサージと勘違いしているご利用者やケアマネジャーが多く見受けられますが、今回の学会でも日本理学療法士協会の斉藤会長がマッサージなどのなんちゃってリハビリについて問題視し言及していました。前会長もこれに関しては、常に口酸っぱく言われていましたし、厚労省も問題視しています。同じ理学療法士として、きちんとエビデンスやルールに則って正しいアプローチをして欲しいなと思いつつ、改めて当社ではなんちゃてリハは決してしないと緒方PTと一緒に思いを強くした次第です。
介護領域のリハは、医療に比べ質が低く、勉強もあまりしていないという風潮があります。しかし、決してそうではなく、どの分野にいても結局は個人がどうするかにかかっており、医療だから介護だからというのはありません。
当社は介護保険領域と保険外事業を行っており、医療保険領域は行っていませんが、社内の新人理学療法士教育はもちろん、外部研修費補助制度もあります。
また、今回の学会もそうですが、学会や研修会等は土日に多く開催されるため、病院やクリニックでは勤務で参加できない者が多いです。実際私の同期でも、回復期で365日体制の為休みがばらばらで参加できる者とできない者に分かれたり、クリニックで土曜半ドンで昼過ぎ~夕方まで勤務で参加できなかったりする者も多くいます。当社は理学療法士が皆平等にそれらに参加し研鑚できるように、そして、それにより常に質を向上させ、ご利用者のADL、QOLの向上につなげられるようにとの社長の想いから、開設当初から営業日は月~金で土日は完全に休みにしています。
おかげで、今回の学会にも最初から最後まですべて参加できました。
今後もこの環境を活かし日々研鑚していき、より質の高いアプローチが出来るように励んでまいります。