‘健康豆知識’
平熱はいつ測るのが正解?
体温は血圧と同じく、測る時間帯や活動の前後によって変動します。そのため、起床時、午前、午後それぞれ時間帯ごとの平熱を把握しておくことをお勧めします。
目安ですと、起床時が低くそこから体温が上がっていき、睡眠中は最も低くなるのが体温の変化になります。
体温を上げるには③
③食べ物・飲み物に気をつける
冷たい食べ物や飲み物は、内臓の温度を下げることになるので、暖かい食べ物や飲み物が望ましいです。血行を良くして体温を上げる食材は「しょうが」が代表的ですね。また、筋肉をつける意味でも、たんぱく質の摂取は大切です。
カプサイシンなどの香辛料も体温上昇のひとつにもなります。暑い夏の日は冷たいものを食べたくなりますが、冷たいものは食べすぎないほうがよろしいと思います。
体温を上げるには②
②湯船に入る
身体の芯から温まるには、湯船に10分以上つかる必要があります。シャワーだけでは身体の表面しか温められず、汗をかいたとき同様、濡れた身体が熱を放散してしまう為、身体を冷やしてしまいます。
体温を上げるには①
①筋肉量を増やす
現代人は、乗り物や電化製品の充実などにより、昔の生活と比べて日常的な活動量が少なくなっています。便利な反面、運動不足を招いてしまうライフスタイルに変化しているのです。筋肉量が増えると熱生産量が増えるので、体温が上がります。更に基礎代謝も上がるため、太りにくく痩せやすい体質に変化してきます。
体温アップによる身体の変化
①免疫力アップ
様々な感染症や風邪の予防
②代謝アップ
肥満の予防や美肌効果
③血流アップ
肩こり、腰痛の改善、手先・足先の冷え改善
が、あります。体温を上げることで身体にいいことが増えていきます。
体温について
健康的な人の平熱は36.5~37.1度と言われています。体温が上がると血流が良くなり免疫力が高まります。血液は、身体を構成する約60兆個もの細胞に栄養と酸素を送り届け、代わりに老廃物を受け取る働きをしています。血液の中には、免疫機能を持った白血球が存在し、その白血球が身体の中をめぐることで、免疫機能を維持しています。
内臓脂肪の特徴
内臓のまわりにある脂肪
お腹まわりに付きやすいことから「リンゴ型肥満」と呼ばれている
男性の方に多くみられる
内臓脂肪の蓄積は、様々な生活習慣病を招き、これらが併発することによって動脈硬化等を引き起こしやすくなるため、命に関わる大きな疾病に結び付く。内臓脂肪のつけすぎには注意が必要です。
皮下脂肪の役割
・保温効果
筋肉を動かすことで熱を作っている。筋肉は男性ホルモンが多く関係しており、女性は男性ホルモンが少ないので筋肉が付きにくい体質となっている。男性は筋肉が多いので身体を動かせば、自然と熱が出来て身体を温めることが出来る。しかし、女性は筋肉が少ないためそれができない。作った熱を逃さないように保温効果が非常に重要になる。
・衝撃吸収機能
外部からの衝撃に対してクッションの役目がある。また、女性には妊娠・出産のイベントがある。胎児を守るために、皮下脂肪を増やしてクッションにしないと危険な状態になってしまう。
・エネルギーの備蓄
このような効果があるので体脂肪率も女性は20~25%男性は15~20%は必要になってきます。過度なダイエットは禁物です。
皮下脂肪の特徴
皮膚の下にあり、つまめる脂肪
見た目に現れやすいことが特徴で、お尻や太ももなどの下半身につくことが多いため「洋ナシ型肥満」とも呼ばれる
女性の方が蓄積しやすい脂肪
皮下脂肪というと嫌な脂肪だと思われがちですが、役割もちゃんとあります。
次回は皮下脂肪の役割についてです。
手について
手はどこのことを指すのかと言いますと…
手首から指先のことを言います。
8個の手根骨と5個の中手骨と15個の指骨(基節骨、中節骨、末節骨)の計28個の骨から構成されています。手には細かい動きを要求されるため、足のように大きい筋肉はついておらず、筋肉から細い筋となって手の骨に付きます。
手にはたくさんの骨がついて関節を構成しているので様々な動きが出来ます。
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